2009年10月17日土曜日

警察と暴力団はお友達?

本来、取り締まる側と取り締まられる側のはずの警察と暴力団。
たしかに表面上は敵対する関係ではありますが、どうしてどうして、彼らたちは以外と仲良しなんです。


奈良県警の捜査情報漏洩(ろうえい)事件で、元組織犯罪対策1課の警部補、大澤成光容疑者(53)=地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕=から同県天川村の前村長、車谷重高被告(51)=加重収賄罪などで起訴=の携帯電話に連絡した際の着信履歴が確認されていたことが25日、捜査関係者の話で分かった。
・・・産経ニュースより引用

元々、日常茶飯事的に癒着が蔓延しているからこそ、ちょっと調子に乗りすぎてここまでやっちゃうおばかな警察官がいるのですよねぇ・・・


・・・さて、前回お話ししました、警察署の留置場で優遇される「やくざ」のお話です。
ただし、私が知るのは20年前のことですから、現在では多少違うこともあるとは思います。


逮捕されると、通常は被疑者として警察署内の留置場に入れられることになります。
・・・取り調べのために取調室に行く
・・・検察庁への身柄送検(検事調べ)
これ以外に留置場から出されることはありません。
留置場でただじっと待つばかり、これはかなりの苦痛です。
行事と言えば、3度の食事と1日1回のわずかな運動時間(運動という名の喫煙時間に2〜3本のたばこが吸えます。それ以外喫煙は出来ません。)あとは寝るだけになります。


ところが「やくざ」さんたちのような優遇される立場の者であると、どういうわけだか留置場にいるのは寝るときだけ。
日中はほとんど留置場にはいません。
どこにいるのかと言えば、取り調べということで一日通して担当刑事と取調室にいるわけです。
実際には取り調べなど無くても、ほとんど毎日取り調べは行われます。
取り調べもないのに取調室で何をしているかというと、
たばこを吸ったり、差し入れや店屋もんを取ってもらって食事したり、家族などの外部の人間と電話させてもらったり、・・・
これを留置場用語で「めんどうみ」と言います。

もっとすごいのは「引き当たり」と言われる実地検分(犯罪が行われた場所に容疑者を立ち会わせて行う捜査)で外出して、外で食事してきたリまでするのです。
この「めんどうみ」は主に担当刑事によって日中行われますが、夜間には留置場勤務の警察官たちが、深夜に喫煙させたり、カップ麺を食べさせたり・・・ほんと、めちゃくちゃです。
ここまでは私が現実に目にした間違いのない事実のお話でした。

さて、ここからは人づてに聞いたお話です。
・・・・・その昔は、刑事に取調室で一杯飲ませてもらったり(もちろん酒です)、していたようです。
さすがに近年そういうことには厳しくなってきたので、お茶という名目で実はお酒の入ったポットを親族等に差し入れさせて、それを取調室でちびちびやってる(もちろん担当刑事は知っていて黙認です)・・・そんな裏の手を使っているようです。

もっとひどい話だと、覚醒剤事犯の容疑者に「一発打ってすっきりしろ」と・・・・・・
ちょっと信じがたいお話ですが、あながちあり得なくもないことだと私は思います。

これらの真偽は正直わかりかねますが、私は実際にこういう話を複数の人間から数多く聞いていますので、根も葉もないことだとは思えません。



それにしても、犯罪を取り締まるのがお仕事の警察官です。
法的にどうこう言う前に、やって良いこと悪いこと・・・分からないわけ無いと思うのですが、長年の風潮になってしまっているんでしょうねぇ・・・・・
政権も変わったことだし、そろそろ腐りきった体質を正そうとする勇気ある人が出てきても良いと思うのですが・・・・・無理なのでしょうか?

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